例年10月に開催されていた藺草(いぐさ)の品評会ですが、各地で「10月は農家も畳屋も忙しいから2月にしてくれー!」と言い続けた所、今年は2月に開催される運びとなりました。言い続けてみるもんですね。 という事で東京の青年部メンバー5人で熊本県八代市に行って、品評会で受賞した畳表を見学することに。…
東京家政大学で毎年行っている『未就学の子供とその保護者に向けた、畳を通じて循環型社会を考える講座』 [blogcard url="https://yamaki-tatami.com/20210701_9926/"] ※記事は2021年 に参加してくださった保護者の方が畳…
大変ご報告が遅くなりましたが今年2度目の熊本県八代市へ行ってまいりました。 7月は畳表の素材である藺草(いぐさ)の刈り取り作業のため。 今回は来年の7月に刈り取り予定の藺草を株分けして分割し、ポットに植えていくという植付けの準備作業でお邪魔しています。 苗を分割する理由は単純に増や…
私が10年ほど前から私が参加させていただいている【TTMクラブ】では年に1~2回有職畳の実技研修合宿が開かれています。 会場は毎回違いますが講師である奈良県の浜田畳店さんの元に、全国から30名近くの若手からベテランまで畳屋が集まり、2泊3日で寺社仏閣で使用される畳を手縫い仕上げします。 …
七島藺は【しちとうい・しっとうい】と呼ばれる琉球畳の原料となる植物で、普通の藺草に比べて耐久性が高く昔は柔道の畳に使用されていました。 その七島藺を刈り取るため3年目の大分県の国東市へ向かったレポートです。 今回の記事は最新情報をメインに載せていますが、琉球畳の特徴や価格・七島藺について…
畳表(たたみおもて)の原料である藺草(いぐさ)は葉のような茎のような160㎝くらいにまで真っ直ぐ伸びる植物です。 この1本1本を織ってゴザにしたものを【畳表】と言います。 通常畳店では地元に近い問屋さんから畳表を仕入れて…
山梨県の甲府市に業界でも超有名な【堀田畳製作所】さんがあります。 こちらは最新式の逢着機を導入しているだけではなく手仕事にもこだわり、現在は息子さん二人が京都の修行先から帰ってきてフル稼働している畳店さんです。 最近ではショールームを増設し印刷屋さんが導入している印刷機を購入。 壁…
和室に限らず一般的な部屋は正方形か長方形の形をしていますよね。 しかし立地などの条件により隣り合う2面の壁が鋭角になっていたり、デザインを生かすために敢えて5角形や6角形の部屋も存在します。 一昔前であればこのような変形の部屋には4角形が基本の畳は納まりませんでしたが、畳屋の創意工夫によ…
30数年目に卒業した母校である『滝野川第三小学校』にて職業体験のお声が掛かり、約50名の生徒さんに畳職人を体験してもらいました。 この中から将来畳職人になる子がいれば一番良いのですが、そうでなくても畳の魅力を知って家に和室を増やせてもらえたらという気持ちで講師をさせていただきました。 &…
私のような生まれた時から畳店の子供でない限り、畳に興味があって「職人として畳屋になりたい!」と思っても、まず何からどうして良いか全く分かりませんよね。 そもそも今の時代は職人に憧れる若手もほとんどいないという現状があり、畳店の数は1年に1割程度ずつ減少しています。 それでも畳職人になりた…
2024/11/20
2024/10/29
2024/10/24
畳と暮らし情報局