東京都北区では『北区政策提案協働事業』という事業で、一般社団法人せんとうとまちと協力し、令和5年度から3カ年計画で北区の現役銭湯と周辺のまちの歴史や銭湯を語り聞き広く共有し、最終的には地域のコミュニティー再生を目指しているそうです。

銭湯がメインの記事ですが近隣地図とポストカードで当店も掲載されましたので、どのような内容だったのかを下記に記していきたいと思います。

 

せんとうとまち新聞

 

 

北区の記憶あつめ編 Vol.7 飛鳥山温泉

今回の第七回は我が町にある【飛鳥山温泉】が特集されました。

その際に近隣の街並みという事で当店も取材していただき、三代目である父の若い頃の写真を掲載していただきました。

滝野川八幡神社祭礼の時に写った若い頃の父が店前で写っています。

この写真のお店は四代目の私が生まれる前だと思いますので実際に見たことは無いのですが、畳の漢字が田を3つ乗せている旧字で格好いいですね。

妻に見せたら「ドリフターズみたい」と笑っていました。

私が子供のころ、馬場商店街は特売日になると母の手を握っていないと迷子になるくらい、買い物客であふれ返っていました。

本当に凄い人で道路は埋め尽くされ、商店街には同じ店が2軒ずつあり、肉屋・米屋・魚屋・八百屋とどちらの店の方が安いとか旨いとか大人たちが話していたのを思い出します。

畳屋だけは1軒でしたが約120年前に初代が山梨県から上京し、この地で開業したころはまだ、こんなに栄えた商店街ではなかったと思います。

 

左上が若い頃の三代目

 

 

飛鳥山温泉とまち、四代目の私がポストカードになりました

『せんとうとまち』では特集した銭湯に、近隣で商売をする店主をポストカードで宣伝してくれています。

取材時に撮影してもらえるのですが、私は手縫いをしている写真が採用され、宛名面には当店のこだわりや営業時間など詳細が載っています。

丁寧に取材していただけたので、短い文章に私が言ったこと全てが詰まっています。

このポストカードは期間限定・無くなり次第終了ですが、飛鳥山温泉に置いてあります。

ご興味のある方は是非、入浴後に手に取ってお持ち帰りください。

 

手縫いの実演をする四代目の私

 

宛名面

 

 

わたしのせんとうとまち -北区の記憶あつめ展- と飛鳥山温泉

今回ご紹介した新聞の拡大版が2024/3/13~3/25まで王子カルチャーロード・ギャラリーに展示されるそうです。

また2024/3/15~3/31までの期間は稲荷湯長屋にて。

 

今回特集された飛鳥山温泉は子供のころからお世話になっている銭湯で、サウナや水風呂はもちろん、電気風呂は個人的に超お勧めです。

店主の小野塚さん夫妻は商店街や自治会の活動に協力してくださり、私も20代の頃から地元青少年部で大変お世話になりました。

手ぶらでもタオルセットが販売しておりますので、お近くにお寄りの際は是非、ひとっ風呂浴びて帰ってくださいね。

 

特集 滝野川界隈

 

イベント詳細