私のような生まれた時から畳店の子供でない限り、畳に興味があって「職人として畳屋になりたい!」と思っても、まず何からどうして良いか全く分かりませんよね。 そもそも今の時代は職人に憧れる若手もほとんどいないという現状があり、畳店の数は1年に1割程度ずつ減少しています。 それでも畳職人になりた…
2022/11/9 農林水産省による『「きものの日」オンラインシンポジウム2022~国産生糸が紡ぐ「きもの」の物語~』というオンラインのシンポジウムに、畳業界を代表してパネルディスカッションに参加させていただきました。 私が所属する『畳でおもてなしプロジェクト』は、茶道・華道・着物・畳の…
30数年前に卒業した私の母校でもある滝三小の2年生が【町探検】でお店に来てくれました。 この子供たちが入学する前までPTA会長をやっていたのですが、当然そんなことは誰も知らないので普通に「おじさん」と呼ばれて遠くを見つめる45歳の秋なのでありました。 …
今年2回目、やって来ました熊本県八代市の藺草農家である吉田家へ。 これだけ通うと「ただいまー!」って感じですが、毎回三食の食事と洗濯までありがとうございます。 飯が美味すぎて2キロは太って帰ります。 という訳で今年もポット苗のお手伝いを記事にしましたのでご覧ください。 &nb…
皆さんは【有職畳(ゆうそくたたみ)】をご存じでしょうか? 簡単にご説明すると『古来からの製法』で『出来るだけ古来からの素材』を使用した、寺社仏閣用の畳を指します。 普段のお仕事ではまず出会わないであろう、この有職畳は皇室にも神様が鎮座する座具として存在しております。 当然このような…
現在国内で流通する畳表の実に80%は中国産か樹脂や和紙なのどの化学表です。 残り20%しかない貴重な国産畳表。 その原料となる藺草は90%以上が熊本県で栽培されています。 コロナ禍で2年行けなかった藺草刈りにようやく東京から行くことができましたので、ご報告いたします。 &nb…
畳屋になって27年になりますが、年々畳の数は急速に減っています。 よくお客様に「畳屋さんって大変でしょ?食べて行けるの??」と質問されますが、正直に言えば食べて行けなくなる職業ではあると思います。 しかし衰退産業で滅びるのをただ待っているほど畳屋もバカではないので、全国の畳店でもやる気の…
このコロナ禍で2年振りに藺草の植え付けを手伝いに行けた昨年の10月。 私が株分けしてポット苗に植えた藺草たちが今どうなっているのか? 熊本の藺草農家さんから写真を送っていただいたのでレポートしてみたいと思います。 2月号の記事はこちら↓ 【畳の原料】202…
友人宅へ遊びに行って、畳に縁(へり)が無いのを見て「お洒落だなー」と思った経験ありませんか? 縁の無い畳を【琉球畳】と呼んでいる方が多いのですが、正確には【七島藺草(しちとういぐさ)】という草を編んで畳表にしたものを縁があっても無くても【琉球畳】といいます。 そのため普通の藺草や樹脂・和…
大量の玄米を購入したり貰ったりして、いざ食べようと米袋から掬ってみたら小さな虫が大量に・・・。 そんな恐ろしい思いを2度もしましたので薬品を使わず安全に害虫駆除できる方法を考え、成功した事例を紹介いたします。 作り笑顔 &nb…
2023/1/27
2023/1/24
2023/1/20
畳と暮らし情報局