山梨県の甲府市に業界でも超有名な【堀田畳製作所】さんがあります。 こちらは最新式の逢着機を導入しているだけではなく手仕事にもこだわり、現在は息子さん二人が京都の修行先から帰ってきてフル稼働している畳店さんです。 最近ではショールームを増設し印刷屋さんが導入している印刷機を購入。 壁…
和室に限らず一般的な部屋は正方形か長方形の形をしていますよね。 しかし立地などの条件により隣り合う2面の壁が鋭角になっていたり、デザインを生かすために敢えて5角形や6角形の部屋も存在します。 一昔前であればこのような変形の部屋には4角形が基本の畳は納まりませんでしたが、畳屋の創意工夫によ…
30数年目に卒業した母校である『滝野川第三小学校』にて職業体験のお声が掛かり、約50名の生徒さんに畳職人を体験してもらいました。 この中から将来畳職人になる子がいれば一番良いのですが、そうでなくても畳の魅力を知って家に和室を増やせてもらえたらという気持ちで講師をさせていただきました。 &…
2022/11/9 農林水産省による『「きものの日」オンラインシンポジウム2022~国産生糸が紡ぐ「きもの」の物語~』というオンラインのシンポジウムに、畳業界を代表してパネルディスカッションに参加させていただきました。 私が所属する『畳でおもてなしプロジェクト』は、茶道・華道・着物・畳の…
30数年前に卒業した私の母校でもある滝三小の2年生が【町探検】でお店に来てくれました。 この子供たちが入学する前までPTA会長をやっていたのですが、当然そんなことは誰も知らないので普通に「おじさん」と呼ばれて遠くを見つめる45歳の秋なのでありました。 …
今年2回目、やって来ました熊本県八代市の藺草農家である吉田家へ。 これだけ通うと「ただいまー!」って感じですが、毎回三食の食事と洗濯までありがとうございます。 飯が美味すぎて2キロは太って帰ります。 という訳で今年もポット苗のお手伝いを記事にしましたのでご覧ください。 &nb…
皆さんは【有職畳(ゆうそくたたみ)】をご存じでしょうか? 簡単にご説明すると『古来からの製法』で『出来るだけ古来からの素材』を使用した、寺社仏閣用の畳を指します。 普段のお仕事ではまず出会わないであろう、この有職畳は皇室にも神様が鎮座する座具として存在しております。 当然このような…
現在国内で流通する畳表の実に80%は中国産か樹脂や和紙なのどの化学表です。 残り20%しかない貴重な国産畳表。 その原料となる藺草は90%以上が熊本県で栽培されています。 コロナ禍で2年行けなかった藺草刈りにようやく東京から行くことができましたので、ご報告いたします。 &nb…
畳屋になって27年になりますが、年々畳の数は急速に減っています。 よくお客様に「畳屋さんって大変でしょ?食べて行けるの??」と質問されますが、正直に言えば食べて行けなくなる職業ではあると思います。 しかし衰退産業で滅びるのをただ待っているほど畳屋もバカではないので、全国の畳店でもやる気の…
友人宅へ遊びに行って、畳に縁(へり)が無いのを見て「お洒落だなー」と思った経験ありませんか? 縁の無い畳を【琉球畳】と呼んでいる方が多いのですが、正確には【七島藺草(しちとういぐさ)】という草を編んで畳表にしたものを縁があっても無くても【琉球畳】といいます。 そのため普通の藺草や樹脂・和…
2023/5/18
2023/5/16
2023/5/9
畳と暮らし情報局