当店では障子の貼り替えや新調のご依頼を請け施工しているのですが、貼り替え時に多くのお客様からご相談を受けるのが【敷居スベリテープ】です。 多くの場合は剥がれてしまったり、テープが断続的にひび割れ・亀裂が入って裂けている状態になっています。 プロなので、このようなご依頼に対処し張り替えるこ…
今回のお客様は和室の押入れに元々あった襖を取り払い、カーテンにしていましたが部屋の雰囲気が暗く感じるというお悩みでした。 さらに友人宅で見た吹き寄せ障子が気に入り、カーテンを撤去して押入れの間仕切りを障子にして欲しいとのご依頼です。 珍しいパターンですが、障子紙を工夫することによって機能…
コロナ禍以降、外国人旅行者が大勢戻ってきた東京ですが、大人数で宿泊する際にホテルよりも民泊施設を利用する訪日外国人が増えています。 今回は近所にあるマンションの1部屋を民泊施設として貸し出しているオーナー様からのご依頼で、洋間を和室に改造して訪日外国人の利用客を増やしたいというご相談でした。 …
一般的には手に入りにくいですが、プラスチックで障子紙を挟み込んだ耐久性重視の『ワーロンシート』という障子紙があります。 外側に来る素材がプラスチックなので糊では貼れず、専用の両面テープで貼り付ける特殊な障子紙です。 今回は普通サイズの障子ではなく特別に大きなサイズの障子にワーロンシートを…
一昔前なら障子の大きさというのは関東では、1760㎜×88㎜と畳の基準サイズに近い大きさしかありませんでした。 しかし近年では和室の規格が大きく変わり、障子だけではなく網戸や襖もビックリするくらい大きなサイズが、ご依頼に多くなりました。 これは高層マンションの窓が眺望を望むために天井高に…
2024年元旦、能登半島を襲った巨大地震により家屋の倒壊は7万6000棟余りとも言われております。 倒壊まで行かなくとも地盤の変化などで傾いた家屋も相当な数に上っていますよね。 家の柱や壁が傾きにより変形すると、まず大きな影響が出るのは建具(たてぐ)と呼ばれる引き戸や開き戸ではないでしょ…
前回いつ貼り替えたか分からないほど古い障子の紙に、よく見ると小さな穴が無数に開いていることがありますよね。 本当に小さな穴なので遠くから見ると分かりませんが、近くに寄ってみるとビックリするくらい開いています。 今回はこのような小さな穴が開いてしまう原因について詳しく解説していきます。 …
自宅の襖や障子などの引き戸を開け閉めしようとして『なんか重い』時や『なんか引っ掛かる』って時がありますよね。 特に良く開閉する出入り口の建具がそのような状況になりやすいのには理由があります。 でもこれを解決するためだけに業者を呼ぶのも・・・、と思う方に向け、今回は自分で簡単に襖や障子がス…
ご自宅の障子、ボロボロに破れたり経年劣化で薄茶色くなって見栄えが悪くありませんか? そんな時に表具店や畳店に依頼するより、自分で貼り替えしてしまおう!という方も多いと思います。 しかし古い紙を剥がしていざ新しい紙を貼ろうと思ったら、なんだか障子本体がグラグラして左右に大きく揺れてしまう。…
和室があれば窓にカーテンではなく障子があり、いつ張り替えたのかも分からないほど日焼けして暗い印象なのをずっと気にしてる方は多いのではないでしょうか。 中には破れているけど、どこにどう依頼して良いか分からない!なんて方も。 結論から言いますと一昔前なら【表具店】に依頼するか【自力】で貼り替…
2024/12/18
2024/12/9
2024/11/26
畳と暮らし情報局