襖の紙は『唐紙(からかみ)』などと呼ばれ、一昔前であれば山水柄などの風景画が多くありました。 しかし近年ではそのような古典的な柄はあまり好まれず、特に都市部では和室が狭いという条件もあり、腰柄と呼ばれる裾部分に絵が描いてあるような襖よりも、無地や総柄といったシンプルなデザイ…
一昔前なら障子の大きさというのは関東では、1760㎜×88㎜と畳の基準サイズに近い大きさしかありませんでした。 しかし近年では和室の規格が大きく変わり、障子だけではなく網戸や襖もビックリするくらい大きなサイズが、ご依頼に多くなりました。 これは高層マンションの窓が眺望を望むために天井高に…
2024年元旦、能登半島を襲った巨大地震により家屋の倒壊は7万6000棟余りとも言われております。 倒壊まで行かなくとも地盤の変化などで傾いた家屋も相当な数に上っていますよね。 家の柱や壁が傾きにより変形すると、まず大きな影響が出るのは建具(たてぐ)と呼ばれる引き戸や開き戸ではないでしょ…
押入れや間仕切りの襖を横に引いて開け閉めすると「カタカタカタ」とか「ガタガタガタ」と異音がする時がありますよね。 気にしなければ何という事もありませんが、気になり始めると結構ストレスになるこの異音。 襖が古くなって破れていたりすれば貼り替えの際に直してもらえば良いのですが、貼り替えるほど…
私もホームセンターは大好きで自力でDIYをよくやるのですが、思っていた以上の労力や仕上がりの悪さに反省することがよくあります。 YouTube動画を見ているだけだと簡単に見えても、いざ自力でやってみたら「なんか違うぞ・・・」となった方も多いのではないでしょうか? 今回は手軽にできると一般…
自宅の襖や障子などの引き戸を開け閉めしようとして『なんか重い』時や『なんか引っ掛かる』って時がありますよね。 特に良く開閉する出入り口の建具がそのような状況になりやすいのには理由があります。 でもこれを解決するためだけに業者を呼ぶのも・・・、と思う方に向け、今回は自分で簡単に襖や障子がス…
和室は古臭くて嫌だけど、フローリングにして襖をドアにして壁までリフォームする予算は無いって方、多いのではないでしょうか? 床材はちょっと休みたい時にゴロンと横になれる畳だけど、見た目がお洒落な今風にし、襖もザ和室という感じではなく洋風柄で貼り換えたらどうなるでしょう。 今回は実際に洋風ア…
時代の流れと言ってしまえばそれまでなのですが、賃貸物件における和室からフローリングへというリフォームは体感で8~9割程度あると思います。 私が畳屋だからという事もありますが『和室は古臭い』とか『フローリングの方がお洒落』という現代の風潮には「本当にそうなのか?」という疑問符が常に付きまといます…
寺院や神社などの和室に間仕切りとして使用される【襖(ふすま)】には、掛け軸のように書画が貼り付けてあることがあります。 通常の襖であれば本紙(襖紙のこと)を剥がして新たに張り替えるだけで済むのですが、書画が上から貼られている場合には一度書画のみを剥がして本紙を張り替え、改めて書画を貼る必要があ…
襖と言うと古臭いイメージがありますが現在では古典的な柄にも関わらず、お洒落な雰囲気に見える襖柄も多く発売されています。 今回は『いかにも古臭い』というイメージを打ち破る【角兵衛】という襖見本のNo.608を新調施工した事例です。  …
2024/11/20
2024/10/29
2024/10/24
畳と暮らし情報局