桜も満開を迎え気温が上がってくると気になるのが網戸ですよね。

しばらく開けてなかった窓を開けたら網戸の網が破けてた!なんてことが良くあります。

業者に依頼すれば直ぐに張り替えできますが「一般的な料金も分からないし簡単そうだから自分でやってみようかな」と、ホームセンターに行くのはちょっと待ってください。

網戸の張り替えは素人でもDIYできるのですが、ホームセンターで購入する道具と網はいくつか種類がありますよ。

今回は網戸の張り替え方ではなく、道具と網の種類について説明します。

 

虫が入ってきちゃうの嫌ですよね

 

 

網戸の張り替えはローラーとカッターが必需品

ホームセンターに行くと網戸のコーナーに『ビートゴム押し込み用ローラー』が売っています。

お勧めはタイヤ状のローラーが2つ付いているタイプ。

このタイプは網戸を押さえるビートゴムが細くても太くても使用できますので、自宅の網戸ビートゴムがどちらのタイプでも大丈夫です。

カッターは持っていれば敢えて購入しなくても大丈夫ですが、切れ味が悪いと時間が掛かり仕上がりが悪いので替え刃は買っておいた方が良いでしょう。

1枚張ったら折って新しい刃にした方が良いくらい、すぐに切れなくなります。

 

2種類のローラーが付いている

 

 

網戸の網(ネット)の種類で○○メッシュってどういう意味?

ホームセンターで網戸の網を購入しようとすると『メッシュサイズ』というのが記載されています。

主に売っていいるのは18メッシュ・20メッシュ・24メッシュなのですが、サイズの違いは網の目の細かさ・荒さを示すものです。

具体的に言うと1インチ(2.54センチ)当りの網目の数ということになります。

18メッシュは網目が荒く安いですが24メッシュは網目が細かくて高い特徴があるのです。

こう書くと小さな虫が入ってこない24メッシュ一択のような気がしますが、実はデメリットもありまして目幅が細かいので風が通りにくいのです。

 

また、雨で網戸が濡れる箇所に設置してあると雨粒が網目にびっしりと付いたままになります。

雨が止んで窓を開けたら風と一緒に水滴が室内に!なんてことも・・・。

 

どちらにしても網目の細か過ぎる24メッシュを使用したとしても、サッシ(窓ガラス)と網戸の隙間の方が大きかったりする場合もありますので、個人的にはそこまで細かいメッシュは必要ないと思っています。

 

なかなか取れない水滴

 

 

これが一番難しい!微妙な網戸のビートゴムはこう選んで

網戸の網を押さえるゴムを『ビートゴム』と呼びます。

このビートゴムが曲者で、メーカーによって太さが違うだけではなく、同じメーカーでも数種類ある場合もあるので自宅の網戸にどのビートゴムが合うのか迷うのです。

因みにホームセンターで売っている種類にはマルチを入れて多くても4~5種類。

プロ用だと14種類もあります。

細い分には押し込めるのですが緩いと網が簡単に抜けてしまいますよね?

きつければ押し込むのに苦労するのですが、網戸の枠に彫り込まれたビートゴムが入る溝は中で広くなっていることが多いので、お勧めは溝幅に対して同程度か気持ち太いくらいの方がしっかり留まります。

厳密に言うと溝に網が入りますので『網2枚分+ゴム幅』が溝に対して丁度良い太さとなります。

溝が中で広くなっているのであれば気持ち太目を選ぶという事です。

 

良く分からなければ網を剥がしてゴムを少し切って持参すると、同じ幅のビートゴムをチョイスすることができるでしょう。

因みに網を剥がす際はアイスピックのような道具があると簡単にビートゴムを引っ張り出すことができます。

また、ベランダの掃き出し窓(180cm×90cm)程度であれば7mのビートゴムを買えば足ります。

 

 

まとめ

張り替えはYouTube動画などで投稿されていますが、まず道具や材料を選ぶ段階で迷わないように今回の記事を書きました。

よく剥がしたビートゴムを再利用する方もいますが、一回でも押し込んだビートゴムは引っ張られて伸び、細くなっています。

そのため網がしっかり抑えられず抜けてしまいやすくなりますので、新品を購入して張り替えをすることをお勧めします。

 

網戸の掃除やメンテナンスについてはこちらを↓

網戸の掃除やメンテナンスってどうやるの?誰でも簡単【網】を長持ちさせるコツ | 東京都北区の畳店 畳の凹み ヘリなし畳は八巻畳店 (yamaki-tatami.com)

 

 

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