社名は『有限会社 八巻畳工業』となっていますが、畳以外にも【襖(ふすま)】【障子】【網戸】の張り替えもやっています。

最近では襖や障子を貼り替える表具屋さんや経師屋さんが減っているため、畳店で請け負うことが多くなってきた建具の貼り替え工事ですが、当店では40年近く前から施工してきた実績があります。

今回は畳と同時に依頼した場合の施工日数や、注文する際の注意点などについて解説していきます。

 

 

 

本当に畳屋さんが襖や障子を貼ったり、網戸まで張り替えするの?

畳の注文でお見積もりにお伺いすると「襖と障子も気になっているんだけど・・・」と、ご相談を受けることが良くあります。

勿論当店で取り扱っていますので「大丈夫ですよ」と伝えていますが、不安になるお客様の気持ちも良く分かります。

「畳屋が襖貼れるの?」と言われそうですが襖も障子も網戸もお任せください。

忙しい時はお客様をお待たせしないように、腕の良い職人さんに助っ人を頼むこともありますが、基本的には自社施工でやっています。

昔から和室の畳を綺麗にすると襖や障子が古くなっているのが気になるようで、ご一緒に受注していました。

ちょっと話が逸れますが、畳屋は正確に採寸し枠の中にピッタリ畳を納める技術がありますので、性格(仕事面で)の細かい人が多いです。

そのため仕上がりは全国的に見ても良いように感じます。

網戸などはちょっとやった事がある人でもそれなりに仕上がりますが、畳店の場合は納得のいくまでやり直す程真面目な人間が多く、一緒に依頼しても全く問題ありません。

 

 

畳・襖・障子・網戸を一緒に張り替え依頼する期間別メリット・デメリット

しかし気になるのは同時に依頼した場合の預かり期間ですよね。

畳を作りながら同時進行で張り替えした場合、かなり長い期間預かりになるのでは?と考えると思います。

当店の場合は従業員が数名いますので枚数にもよりますが、畳と同時に障子や網戸は即日仕上げが可能です。

1日で畳・障子・網戸が仕上がって納品されるのはお客様にとって大変メリットですよね。

しかし襖に関しては少し違います。

即日で納品されると部屋の間仕切りは冬場など助かると思うのですが、襖を即日納品できない(しない)理由は生乾きで納品すると襖本体が反りかえってしまう可能性があるためです。

襖は建具本体に襖紙(唐紙)を貼って仕上げます。

紙の外側には濃い目の糊を塗り、中央部分には水糊と言って薄い糊を刷毛で塗ります。

そうしますと水分を吸った紙はふやけて膨張します。

その状態で貼る事により、乾いた時に紙が伸縮してピンと張る訳です。

そのため生乾きで納品すると両面張った場合は各部屋の温度や湿度で乾くスピードが変わってしまい、片面は早く乾いて張り過ぎて、もう片面は押し入れの内側などでゆっくり乾いてふやけている。

こんな状況になりますと紙が伸縮した力で襖本体が反り返ってしまうのです。

反って一番困るのは、襖2枚以上の引き違いで襖同士が反りによってぶつかってしまう事があります。

一度反ってしまうと直すのが大変難しく、基本的には直りません。

そのような理由から当店では襖の即日仕上げはせずに、必ず日陰でゆっくり干した最短でも2~3日後(枚数にもよる)を推奨しております。

 

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畳屋だからクロス(壁紙)の貼り替えやカーテン・ブラインドは扱ってない?以外にも取り扱っているその理由とは

正直に言いますとクロスに関しては自社施工していません。

理由は現場施工になるため職人(従業員)の手が足りないためです。

しかしクロス屋さんは普段からお付き合いがありますので見積もり無料で請け負うことが可能です。

何社にも見積もり依頼するのって面倒ですよね。

クロスやクッションフロアなど、内装仕上げも当店で請け負い腕の良い職人を手配いたしますのでお任せください。

カーテン・ブラインドに関しては自社で採寸しメーカーに発注するのがどの会社でも同じです。

ですから当店でカタログを持参し採寸いたしますのでお任せください。

他に自社の取扱商品として内装全般は勿論ですが、防犯カメラ・モニター付きのインターフォン・外壁の塗装や屋上防水なども取り扱っております。

意外なところで遺品整理・生前整理・賃貸の残留物撤去作業・事故物件の特殊清掃など、業務提携をしている業者がいますので安心価格で請け負っています。

どれも見積もり無料ですのでお気軽にご相談ください。

 

 

東京都北区で四代110余年

有限会社 八巻畳工業

03-3917-9827