30数年前に卒業した私の母校でもある滝三小の2年生が【町探検】でお店に来てくれました。

この子供たちが入学する前までPTA会長をやっていたのですが、当然そんなことは誰も知らないので普通に「おじさん」と呼ばれて遠くを見つめる45歳の秋なのでありました。

 

 

3年振りの町探検でも滝三小の生徒たちは相変わらず礼儀正しい

母校なので贔屓目もあると思いますが2年生の生徒4人に保護者代表の方1名で来店し、行儀良く揃って「よろしくお願いします!」と元気よく言っていただけました。

コロナ禍により中断されていた町探検ですが子供たちの元気な顔を見れたのは勿論、畳を知らない世代に畳の良いところをPR出来る数少ないチャンスです。

この子たちが将来のお客様になる可能性もありますからね。

張り切っていきましょう!

 

 

子供達からの質問コーナーは以外にも畳の話よりプライベートな方が盛り上がった?

最初に子供たちは先生が考えたのではないか?と思うほど畳屋が喜びそうな質問をしてくれました。

 

生徒「畳はなにでできていますか?」

私 「畳はねえ、藺草(いぐさ)という草で出来ています」

 

生徒「畳の素材はなんですか?」

私 「え、、え~と、畳は藺草という草で出来ています」

 

生徒「畳はどのくらい種類がありますか?」

私 「た、、畳は藺草とか・・・和紙とかビニール素材があります」

 

生徒「なんで畳屋さんになろうと思ったんですか?」

私 「お父さんが畳屋だったからだよ」

 

生徒「なんで八巻畳店っていう名前なんですか?」

私 「お爺ちゃんのお父さんが八巻って名前だったからです」

生徒「やっぱりねぇ~」

私 「・・・・・・・」

 

生徒「畳屋さんお仕事で大変なことはなんですか?」

私 「畳は1枚30キロくらいあるので重いから大変です」

生徒「うちのお父さんより軽い!」

私 「う、、うん、そうだね・・・」

 

生徒「休日はなにをしていますか?」

私 「休日は料理を作っています」

生徒「なんの料理?」

私 「この前の日曜日はスペアリブを作ったよ」

生徒「・・・・・」

私 「豚の骨付き肉って知ってる?」

生徒「次の質問は〇〇ちゃんだよ!」

 

生徒「好きな食べ物はなんですか?」

私 「カレーです!」(即答)

生徒「私もーーー!!」(ここが一番の盛り上がり)

 

遠い目

 

 

八巻畳店で町探検をすると畳のコースター作り体験ができる!

質問を受けて返すだけでは子供たちも飽きてしまいますよね。

そこで当店では来てくれた子供たちに畳のコースターを作ってもらい、出来上がった物をプレゼントとして持ち帰ってもらっています。

小さくカットした畳表に千代紙を張り付けるだけなので、小学校の低学年でも十分に楽しんで完成することが可能です。

作っている最中に「畳の匂い嗅ぐと頭良くなるって知ってた?」とか「夏にコップが汗かいてもコースターの上に置くと水滴を吸ってくれるんだよ」とか話して、畳の良さを刷り込みます。

みんな上手にできたので解散。

帰る際にはちゃんと声を揃えて「ありがとうございましたー!」と元気よく言ってもらえました。

私もちゃんと「家に帰ったらお土産のパンフレットを大人の人に見せて、漢字が多いから読んでもらうんだよ」と言い、ダメ押しで「畳って良いよねぇ~」って必ず言うんだぞぉ~」と付け加えました。

 

 

 

有限会社八巻畳工業(八巻畳店)では子供たちのワークショップを受け入れております

生まれてから一度も本物の畳を見たことがない子供が当たり前にいる時代ですが、古来から日本に根付いた畳の良さが無くなった訳ではありません。

海外では日本以上に畳は評価されていますし、最近では畳の効能を知って購入してくださる若い方も増えました。

当店では小学生向けに10年以上前から畳のワークショップを受け入れています。

子供たちであればもちろん無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

また、時期にもよりますが出張も可能です。

少しでも多くの若者に畳の良さを知ってほしい。

その一念で活動をしております。

 

 

東京都北区で四代110余年

有限会社八巻畳工業

03-3917-9827