当店には1年に1~2件【最高級の畳替え】を希望されるお客様からの受注があります。 もちろん一言で【最高級】といっても素材や技術だけではなく、納期や仕入れの変動なども大きく影響してきます。 そのため今回はお客様の要望に沿った最高級を、自店の持てる力の全てを使って対応させていただきました。 …
普段目にする機会の少ない畳の下側ですが畳を引き上げると「あれ?初めて見たけど、うちの床板こんなになってるの!?」と驚く方が多いと思います。 建築様式によって様々な床材が使用されていますので、シリーズでその構造と掃除の仕方、出やすい害虫や通気性について解説していきます。 シリーズ4回目の今…
畳をめくって剥がすと煙のような白い粉が舞い、床下に白い粉状の粉末が大量に敷いてあったら驚きますよね。 今回はその粉がどんな物質でどのように除去したら良いのか。 また、危険性や床下の虫についてなど解説していきます。 畳の下に白い粉 …
霞が関にある農林水産省の1F玄関ロビーには組み立て式の茶室があります。 直射日光の当たる場所ではありませんが畳は経年により退色し、花瓶の水と思われる染みが目立っていました。 そのためご依頼を請け、当店で畳の表替えをさせていただきましたので記事にいたしました。 …
本門仏立宗で日蓮上人が鎮座する畳の原型とも呼ばれる【四天付き御茵(おしとね)】の依頼が兵庫県のお寺様からありました。 一般の方が目にする畳とは全く形状の異なる御茵、実は天皇や神仏が鎮座する座布団として現在でも寺社仏閣に有職畳(ゆうそくたたみ)として受け継がれています。 今回はその御茵(褥…
畳ではなく畳表に縁(へり)を縫い付けた物を【上敷き(うわしき)】や【茣蓙(ござ)】と呼びます。 また、畳として使用され剥がした後に裏面未使用のゴザに縁を付けた物は【薄縁(うすべり)】と呼ぶのですが、今回は新品の畳表に縁を付けた【上敷き茣蓙】の施工事例です。 6…
畳表(たたみおもて)の原料である藺草(いぐさ)は葉のような茎のような160㎝くらいにまで真っ直ぐ伸びる植物です。 この1本1本を織ってゴザにしたものを【畳表】と言います。 通常畳店では地元に近い問屋さんから畳表を仕入れて…
馬場自治会館の畳表替えプロジェクトに取り組む 近年、私たちの暮らしは快適さや機能性を追求する傾向にありますが、その中で伝統的な価値や心地よさを取り戻すことも重要です。 馬場自治会館の2Fは21畳敷きの和室になっており、様々な団体が地域のコミュニティースペースとしてご利用しています。 自…
和室があれば窓にカーテンではなく障子があり、いつ張り替えたのかも分からないほど日焼けして暗い印象なのをずっと気にしてる方は多いのではないでしょうか。 中には破れているけど、どこにどう依頼して良いか分からない!なんて方も。 結論から言いますと一昔前なら【表具店】に依頼するか【自力】で貼り替…
今まで何度かご紹介している【素人でも畳の張り替えができる方法】の動画やブログは私が思っていた以上に検索率が高く、多くの皆さんが『自力で畳を張り替えしたい』という意思を強く感じました。 そこで当店では『どうしても自分で畳を張り替えたい!』方や『畳店に張り替えを依頼できない事情がある』という方向け…
2025/4/1
2025/3/17
2025/3/5
畳と暮らし情報局