馬場自治会館の畳表替えプロジェクトに取り組む

近年、私たちの暮らしは快適さや機能性を追求する傾向にありますが、その中で伝統的な価値や心地よさを取り戻すことも重要です。

馬場自治会館の2Fは21畳敷きの和室になっており、様々な団体が地域のコミュニティースペースとしてご利用しています。

自治会役員の方から「和室の畳が傷んできたので張り替えて欲しい」と依頼があった際は「まだ5年なので裏返しできますよ」と伝えましたが、久しぶりに見てみると予想以上に畳の表面が傷んでおりました。

 

日焼けと擦り切れ

 

これでは利用する人も畳のささくれや毛羽が服について不快ですし、痛みが激しいため表替え(表面のゴザを新しく張り替える)を提案しまし、地域の皆様に対する貢献の一環として、5年ぶりの畳表替えプロジェクトをスタートしました。

 

5年前に新調した時の記事はこちら↓

 

 「香りと風合いに包まれる癒しの空間へ」─馬場自治会館、畳リニューアルで心地よさを追求

自治会館は子ども食堂や学習支援の場として地域の子供たちにも開放され利用していただいております。

これまで当店に近い地域に住む子供たちにとって、馬場自治会館は憩いの場として親しまれてきました。

今回の畳表替えプロジェクトでは、新たな香りと風合いに包まれる癒しの空間を実現するため、厳選された上質な熊本県産畳表を使用しました。

利用してくださる大人から子供まで、懐かしさと心地よさを感じられる空間を提供することを目指しています。

 

熊本県八代市産の天然藺草(いぐさ)

 

 

畳職人が2日で表替えした畳の仕様と完成した青畳

馬場自治会館の畳表替えプロジェクトでは、21畳の畳を2日間かけて表替え作業を行いました。

畳一枚ひとつにも隙間や段差を解消する職人の丁寧な手仕事と技術が込められています。

仕上がった畳は深みのある青畳となり、馬場自治会館の雰囲気を一層引き立てています。

 

リニューアルされた2F和室

 

 

地域の皆様への感謝と今後の展望

馬場自治会館は、地域の皆様に愛され、支えられてきた存在です。この畳表替えプロジェクトを通じて、多くの方々に心地よさと懐かしさを提供し、地域への貢献をさらに深めることができたと自負しております。

私たちは地域の伝統や文化を大切にし、それを次世代に継承していく使命を感じています。

今後も地域の皆様に寄り添いながら、さまざまな取り組みを行っていきたいと考えています。

馬場自治会では地域のイベントや文化活動の場としても活発に活動しています。

地域の皆様の声に耳を傾けながら、より良い施設やサービスの提供に努めてまいります。

 

地域の皆様に感謝の気持ちを込めて、馬場自治会館はこれからも地域の一員として、さまざまな活動を展開していきます。地域の皆様が笑顔で集える場所であり続けるために、私たちも努力を惜しまない覚悟です。

今後も馬場自治会館の活動にご支援いただけることを心から願っております。

皆様とともに、より豊かな暮らしと文化の継承を目指してまいります。

どうぞ引き続き、馬場自治会館へのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

 

自治会館はどなたでもご利用いただけます