今回は東京都豊島区のお寺さんから依頼を請け、半畳サイズの四天付き拝敷きと厚畳(一畳台)を仕上げた時の記事です。 拝敷きは機械縫いできませんので全て手縫いで仕上げ、厚畳も裏側に紋縁(もんべり)の柄が綺麗に出るよう手縫いしました。 職人のこだわりと手間暇を掛けた本式の有職をご紹介させてくださ…
古くボロボロになった畳と違い、まだ少し青みの残った新古品のような畳でも事情によっては「他の場所に移動できないか?」と思う方もおられると思います。 特に多いのは1枚だけ汚してしまったので他の畳と入れ替えたい。 他にも和室をフローリングに変える場合、引っ越しによって既存の畳を流用したい、など…
家の中で最も居心地が良い場所、それは多くの日本家庭にとって和室だと思います。 しかし、ペットを飼っている家庭や介護が必要な環境では、和室の畳は様々な課題を抱えています。 今回東京都荒川区にお住まいのお客様はリビングに小上がりのある和室が併設してある間取りのお部屋で、ペットの犬が走り回っても傷まな…
今回のお客様は神奈川県厚木市より、当店の【琉球畳に使用される七島藺】について記述したブログを見てご依頼いただきました。 七島藺(しちとうい)の生産地として唯一残る、大分県国東市まで3年に渡って刈取りをお手伝いに行った記事です。 「ブログを見て本物が欲しくなった」というお電話をいただき、施…
和室は古臭くて嫌だけど、フローリングにして襖をドアにして壁までリフォームする予算は無いって方、多いのではないでしょうか? 床材はちょっと休みたい時にゴロンと横になれる畳だけど、見た目がお洒落な今風にし、襖もザ和室という感じではなく洋風柄で貼り換えたらどうなるでしょう。 今回は実際に洋風ア…
東京家政大学で毎年行っている『未就学の子供とその保護者に向けた、畳を通じて循環型社会を考える講座』 [blogcard url="https://yamaki-tatami.com/20210701_9926/"] ※記事は2021年 に参加してくださった保護者の方が畳…
時代の流れと言ってしまえばそれまでなのですが、賃貸物件における和室からフローリングへというリフォームは体感で8~9割程度あると思います。 私が畳屋だからという事もありますが『和室は古臭い』とか『フローリングの方がお洒落』という現代の風潮には「本当にそうなのか?」という疑問符が常に付きまといます…
私が10年ほど前から私が参加させていただいている【TTMクラブ】では年に1~2回有職畳の実技研修合宿が開かれています。 会場は毎回違いますが講師である奈良県の浜田畳店さんの元に、全国から30名近くの若手からベテランまで畳屋が集まり、2泊3日で寺社仏閣で使用される畳を手縫い仕上げします。 …
七島藺は【しちとうい・しっとうい】と呼ばれる琉球畳の原料となる植物で、普通の藺草に比べて耐久性が高く昔は柔道の畳に使用されていました。 その七島藺を刈り取るため3年目の大分県の国東市へ向かったレポートです。 今回の記事は最新情報をメインに載せていますが、琉球畳の特徴や価格・七島藺について…
当店には1年に1~2件【最高級の畳替え】を希望されるお客様からの受注があります。 もちろん一言で【最高級】といっても素材や技術だけではなく、納期や仕入れの変動なども大きく影響してきます。 そのため今回はお客様の要望に沿った最高級を、自店の持てる力の全てを使って対応させていただきました。 …
2024/11/20
2024/10/29
2024/10/24
畳と暮らし情報局