一般的に畳の表面には天然素材である『藺草(いぐさ)』が使用されています。

当然、天然素材の草なので梅雨時のような湿度の高過ぎる環境ではカビが発生してしまいますよね。

現在の住宅では高気密が当たり前になり、昔の木造建築のような『すきま風』が無い分カビ発生のリスクが高いと言えます。

家の構造上どうしても高湿度になってしまう、または留守をしがちで和室の窓を解放できない、そんな方でもカビリスクを軽減できる畳表を今回はご提案いたします。

 

 

 

セキスイMIGUSA 完全な樹脂製畳表で長期間カビリスクを極限にゼロへ

素材は樹脂(ポリプロピレン)に無機材料(吸湿性炭酸カルシウム)を配合してあり、余程の条件が揃わない限りカビは発生しません。

藺草のように1本1本織り上げてありますので見た目は畳そのもです。

樹脂製は日焼けしませんので、最初に選んだ色のまま長期間部屋の印象が変わりません。

カラーも豊富で鮮やかな種類もたくさんあります。

頻繁に人の出入りがある和室にお勧めです。

 

セキスイ MIGUSA 施工例

 

 

ダイケン銀白 和紙を樹脂コーティングしているの畳表であまり使用しない和室にお勧め

藺草状の1本1本が和紙で出来ており、その表面を樹脂でコーティングしてあります。

そのため使用頻度の高い和室では擦れや傷によって表面の樹脂が剥がれて和紙が剥き出しになってしまうことも。

そうなってしまうとカビは発生してしまいますので、客間など普段頻繁には使用しない部屋にお勧めです。

触った感触(肌触り)は藺草に最も近くサラッとしています。

日に焼ける事も無いので長く最初の色をキープしてくれます。

カラーバリエーションも多彩なので、天然藺草に近い畳をご希望の方にお勧めです。

 

和紙を樹脂コーティング

 

 

Re Face(リフェイス) 塩ビ製の超強力畳表は耐久性だけでなくカビにも強い

化学表(天然素材ではない工業製品)の中では一番最新の畳表で、上記2種類と違い藺草製の畳に似せることなく独自のカラーやデザインが特徴です。

畳表自体マット状になっているため裏返しは出来ませんが靴で歩いても摩耗しにくい塩ビ製です。

車椅子の利用者や介護の現場で活躍しそうな注目の畳表。

耐久性やデザイン性を求める方に向いています。

 

塩ビ素材でシート状になっている

 

 

それでも生える畳にカビの条件とは

どの素材においても言えることですが、風呂場など常に湿っている環境ではカビが生えます。

絶対にカビが生えないと保証は出来ませんのでご了承ください。

上記3種類は高気密で高湿度の和室でもカビが生えにくい素材ですが、カビの栄養となる日常生活でのホコリなどのゴミを掃除しないとカビは発生します。

食事をしたり寝室としてご利用の場合はこまめに掃除機を掛けて、カビの栄養源となる細かいゴミを吸い取ってください。

 

 

東京都北区で四代110余年

有限会社八巻畳工業

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