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今回のお客様は和室の押入れに元々あった襖を取り払い、カーテンにしていましたが部屋の雰囲気が暗く感じるというお悩みでした。
さらに友人宅で見た吹き寄せ障子が気に入り、カーテンを撤去して押入れの間仕切りを障子にして欲しいとのご依頼です。
珍しいパターンですが、障子紙を工夫することによって機能性も損なわず、明るく素敵な部屋になりました。
押入れに吹き寄せ障子
畳屋が障子の新調?荒間から吹き寄せ障子など様々なタイプの障子をご提案できます
当店では畳の施工だけでなく、障子の新調も自社で行っています。
お客様のニーズに合わせて荒間障子から吹き寄せ障子まで、様々なタイプの障子をご提案し、施工することが可能です。
今回のケースのように、押入れの襖を障子に変更するという珍しいご要望にも柔軟に対応できるのが当店の強みです。
障子の種類やデザイン、使用する障子紙の選択など、お客様のご希望を丁寧にヒアリングし最適な提案をさせていただきます。
自社施工なので、お客様のご要望に細かく対応でき、高品質な仕上がりを保証します。
荒間障子と呼ばれるタイプ
押入れの荷物で押されて紙が破けない?プラスチック製のワーロンシートなら大丈夫!
今回の施工ではプラスチック製の障子紙であるワーロンシートを使用しました。
ワーロンシートは、和紙の風合いはそのままに、難破性等の機能を付加した特殊強化障子紙です。
ワーロンシートの特徴
- 耐久性が高く破れにくい:子どものいたずらやペットの爪で障子紙に穴が開くのを防ぎます。
- 水拭きが可能:汚れても簡単にきれいにできます。
- 紫外線カット機能:押入れ内の色あせを防ぎます。
- 断熱効果:押し入れ内の冷気流出を防ぎます。
これらの特徴により押入れの荷物で押されても破れにくく、長期間美しい状態を保つことができます。
また、耐水性や耐久性に優れているため、押入れの湿気や日常的な使用にも強いインテリア素材となっています。
ワーロンシートについてはこちら↓
思っていたよりも良かった!襖から障子へ変更した最大のメリットとは
お客様からは、「思っていた以上に良かった」というお声をいただきました。
襖から障子へ変更した最大のメリットは、部屋の印象が大きく変わったことです。
- 空間が広く感じる:押し入れの先が間続きの部屋のように見え、視覚的に空間が広がりました。
- 明るい印象:真っ白な障子紙が、部屋全体を明るく感じさせるようになりました。
- 和の雰囲気:カーテンよりも和室らしい雰囲気を演出でき、落ち着いた空間になりました。
- 機能性の向上:ワーロンシートの使用により耐久性や断熱性が向上し、実用面でも満足いただけました。
このように押入れの襖を障子に変更するという一見珍しい施工でしたが、お客様のニーズに合わせた提案と高品質な材料の使用により、機能性と美観を兼ね備えた素晴らしい仕上がりとなりました。
この奥に部屋がありそう
和室の雰囲気を大切にしながら現代的な機能性を取り入れることで、快適で魅力的な空間づくりが可能です。