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基本的には一般住宅からのご依頼が多い当店ですが、大家さん・オーナーさん・建築会社・工務店さんからのご依頼も勿論あります。
賃貸物件の場合は全国的に、貸主のご依頼でまず間違いなく1番安価な施工を畳店は請け負う事になります。
これは賃貸の原状回復費(畳施工代金)を抑えるためですので、致し方ないことなのかもしれませんね。
今回は【賃貸物件の畳替え施工事例】としまして、仕様や貸主さんの気になる点などを解説していきたいと思います。
東京都豊島区の賃貸物件
賃貸の表替えは中国産畳表が基本?では国産で表替えするメリットとは
これは断言できますが、ほぼ99%の賃貸物件では中国産の畳表が採用されています。
理由は簡単で材料費が安いので施工も安価に済むからです。
一昔前とは違い中国産の畳表も品質が向上していますので、下級品は見た目だけなら同価格帯の国産品より綺麗に見えます。
そのような理由で中国産がシェアを占める中、ほんの僅かですが当店のように賃貸物件でも熊本県産畳表を採用している畳店があります。
では貸主側として中国産ではなく国産で表替えするメリットとはなんのでしょうか?
主に2つあると思いますが、一つ目は産直している畳店であれば中国産と同程度の仕入れができるため、国産だからといって施工費が大きく上がる事はない。
もう一つは内観に来た借主へ『国産品である』という付加価値を付けることができる点でしょうか。
いくつか部屋を悩んでいる方であれば、アピールポイントになると思います。
国産(熊本県産)畳表で施工
賃貸なら畳よりフローリングが人気!でも縁無し畳にしてお洒落な空間なら、借主がすぐに決まるって本当?
実際に若い世代を中心に圧倒的人気があるのはフローリングの部屋ですよね。
畳のある和室は『古臭い』とか『メンテナンスの仕方が分からない』というようなイメージの方が多いと思います。
しかし立地や築年数によっても違ってくると思うのですが、特に家賃が安い場合は費用対効果が顕著になります。
既存の畳を表替えする費用は6畳で概ね3万円程度ですが、フローリングに張り替えるような大工工事になれば畳の処分費なども入れると倍以上の金額になります。
ある程度高齢の借主さんであれば畳は未だに根強い人気がありますので、入居者の傾向を見極めて選ぶというのも必要かもしれません。
では今流行りの琉球畳風『縁無し畳』はどうでしょうか?
お洒落な感じがして早く契約が決まること間違いなしでしょう!
しかしそう喜んでばかりもいられません。
なぜなら縁無し畳は非常に高価なので、家賃の安い物件では完全に採算割れを起こしてしまうからです。
高価な理由に縁無し畳は既存の畳を再利用できません。
そのため新調で作るしかない点。
また、お洒落に見せるには半畳の市松敷が基本ですので6畳であれば半畳12枚になります。
半畳でも価格は半額ではありませんのでご注意ください。
お洒落な縁無し畳の市松敷き
東京都北区・豊島区・文京区・荒川区・板橋区で賃貸物件の畳新調・張り替えなら
すでに信頼関係の出来ている元請け業者・大家さん・オーナーさんであれば、かなり遠方でも畳の引取り・敷き込みを請け負っています。
しかし現在、新規のお取引は基本的に北区含む隣接区とさせていただいております。(時期や納期によってご相談ください)
隣接区の範囲であればある程度ご都合を合わせることも可能ですので、和室にリフォームなど他の工事が伴う場合は早めに畳を引取り、完了後のタイミングで敷き込み(納品)が可能になります。
どうぞお気軽にお申し付けください。
東京都北区で四代110余年
有限会社 八巻畳工業
03-3917-9827