人気漫画「鬼滅の刃」で主人公が着ていたことから有名になった『一松柄』(いちまつがら)は、畳屋としては昔から慣れ親しんだ模様の一つでもあります。
例えば畳表(ゴザ部分)に細かいチェック柄が入った物を『一松表』といいます。
畳の両サイド(縁のある方)に一松の柄がしっかりと出て、中央に行くに順い薄れて真ん中は普通の畳表のように一色になる、天然藺草に多いタイプ。
または総一松柄で端から真ん中まで一松柄は、和紙や樹脂の畳表に多いタイプです。
6畳間に半畳12枚
今回使用した畳表はダイケン銀白一松の〈栗色×胡桃色〉と〈銀白色×新銀白色〉です。
縁はお互いに似た色を交互に付けてみました。
遠目で見るとそれほど柄はしつこく無い
いかがでしょうか?
いかにも和室!というより少しモダンな感じになりましたよね。
個人的には天然藺草が大好きですが、部屋の場所(低層階で湿度が高いなど)やお客様の好みによって様々なご提案ができます。
お気軽にお問い合わせください。
東京都北区で四代110余年
有限会社 八巻畳工業
03-3917-9827