マンションや公団などの集合住宅の場合、畳替えの際に大きな音が出たり廊下やエレベーターホールにゴミが落ちていて、管理人さんや住民の方とトラブルになるのでは?と心配になる方も多いと思います。

今回は当店でどのように対策をしているのかや、畳替えの際にどこまで工事のお知らせをした方が良いのかなどを解説していきます。

 

 

 

畳替えで出る騒音の種類とその大きさ、ご近所トラブルになる前に知っていただきたい事

畳替えと言っても通常のリフォームとは違い、居住スペースでの作業はほとんどありません。

主に畳を引き取る作業と、張り替えたり新調した畳を改めて敷き込みむ作業しかありませんので、工事による騒音は発生しません。

強いて言うなら運び出しの際に出る足音と、畳を台車に載せて移動する車輪の音くらいでしょうか。

作業も30分~1時間程度で済んでしまいますので、リフォームの際に貼る『工事のお知らせ』も、管理人さんから求められることはありません。

しかし真下の階や両隣に神経質な住民がいる場合は、事前に一言伝えておくことをお勧めします。

 

苦情が来る前に

 

 

畳の移動時にゴミが共有部分に落ちて住民に迷惑はかからないのか?

畳店によると思いますが、当店では古くなった畳の引き取り時に落ちるホコリなどのゴミは、掃除機を持参して廊下やエレベーターの中など、全て掃除しております。

畳の下は滅多に掃除できませんので想像以上にホコリが蓄積されています。

このため畳を運び出す際に必ずそのホコリなどのゴミが畳に付いてきてしまい、台車に載せるタイミングで落ちて廊下を汚すことがあります。

そのまま帰ってしまう業者もいれば、ホウキでサッと掃くだけの業者もいます。

他の住民の方や管理人さんに迷惑を掛けたくないという方は、見積もり時によく確認した方が良いでしょう。

 

当店は掃除機を持参しています

 

 

畳替えの際、集合住宅なら一般的に前もって準備しておいた方が良い事

管理人さんがいるマンションなどの集合住宅であれば、事前に畳屋が来る日と時間を伝えておきましょう。

駐車スペースの確認などもありますが、通達していないと他の住人とトラブルになった際に面倒ですよね。

マンションによっては業者用のエレベーターや搬入・搬出口など細かく規定されていますし、業者が作業して良い時間帯なども決まりがあることも。

 

管理人のいない集合住宅の場合は、特に神経質になる必要はありませんが、騒音に過敏な住人がいる時は一声かけておくのが安心です。

お互い様とはいえ、せっかく畳が綺麗になって気分が良いのに、ご近所トラブルは避けたいところですよね。

 

 

まとめ

当店では極力騒音が出ないよう、畳を担いで運ぶ時も摺り足で移動します。

畳を置く時もゆっくり丁寧に扱い下の階の住人に迷惑がかからないよう配慮しております。

共有部分の掃除は当店が出した以外のゴミも回収して帰ります。

畳替えは1畳の価格だけで業者を選定するのではなく、最後まで気持ち良く終わって新しい畳に癒されて欲しいと心から願います。