私が勝手に師と仰ぐ、奈良の浜田さん率いる{TTMクラブ}と言うグループがある。
前回の研修では一人だけ針を持たず、実践をしなかった事をとても後悔しました。
あんな思い二度としたくない!
と言う事で浜田さんの「この続き、誰かやってみるか?」って声を聞いたら必ず一番に挙手をする!
今回の研修はコレだけをするために東京から福岡まで行ったと言っても過言ではない。
いや、、他にも勉強したし熊本のイ草農家さんにも行ったからちょっと過言だ。
事あるごとにタバコ吸ったり、宴会で飲み過ぎたりもしたからだいぶ過言だ。
今回はまず御茵(おしとね)という、神様やお坊さんなど偉い方が座る座布団の作り方講習。
「え?座布団・・・、畳じゃないじゃん??」って思いますよね?
ところが心材はゴザで、御茵は現在の畳や布団の原型だったそうです。
実は私も仏具店さんに依頼され、御仏像が鎮座する御茵をよく作ります。
もう経験者だし「俺が!俺が!!」みたいな感じで挙手するしかないでしょう!
凄腕の畳職人を目の前にして一番を買って出る勇気・・・。
例えるなら飢えた虎の檻に、自宅で猫を飼っているという理由だけで入らされる感じ?
いや、、違うな。。。
まあ、下手でも命までは取られまい!
勇気を出して一番に針を持って縫いました。
浜田さんが「この続き・・・」くらい言うと喰い気味で
「僕にやらせて下さいっ!!」みたいな感じでね。
いや、、ちょっと誇張したな。「やってみ・・・」くらいまで言ってたかもしれない。
え?どうでも良い??
こっちにしてみれば「生きるか死ぬか!」くらいの緊張感あったんですけどねぇ。。
途中で色々あったんですが、かなり専門的な画像と説明になるので省略します。
私は本式ではありませんが作った事がある分、説明を聞くと「なるほど!」とか「そう言う事か!」っていうのが多かったです。
自力で作ってモヤモヤしてた所を「こういう風にやると・・・」って説明を受けて間近で見たのでスッキリしました。
東京北区で四代100余年 (有)八巻畳工業
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