イ草生産で90%以上を担う熊本県八代市へ通い始めて4年半。
夏は刈取り、秋は植え付けの準備をお手伝いに通います。
ポット苗も今回で4回目になるんですねぇ~。
過去3年分の植え付け準備は↓こちらから
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もうですね、毎年毎年書いている訳ですよ。
やれポット苗は320個の穴めがけて苗を刺すだとか。
やれ小川君はやたら早いけど、苗割りはどうなんだい?とか。。
やれ畳屋はポット苗を手伝いに来ないけど、やる気あんのか?とか。。。
ってことで無理矢理、畳屋と問屋の社長を連れて行きました。
真面目にやっている
手前右 小川くん 1歳年下だけど畳訓練校では2級上の先輩 4年間一緒に熊本へ通う
手前左 高利くん 畳材料商の社長だけど歳は一番下 刈取りはプロ級だけどポット苗は初
真ん中右 いっちゃん 畳訓練校の同期で歳は私より2歳上 刈取りに続き初参加
真ん中左 八巻太一 四代目社長
奥右側 貴ちゃん 吉田家六代目 若いけどイ草に対する情熱は父親にも負けない
奥左側 吉田さん もう説明はいらない 日本一のイ草農家五代目
というパワーバランスの中、今年も始まりましたよポット苗大会が!
タコ足配線の極み
例年の事ながら吉田家の一間をお借りして三食昼寝付きでお世話になっている訳ですが、、やっぱりオッサン4人集まると駄目ですね・・・。
もう楽し過ぎて深夜2時まで人の家で大宴会やってる訳ですよ。
何しに来たんでしょうね。。
特に新人の二人。
タ・・、タバコ・・・・・。
奥様が黙々とイ草を刺す中、新人二人がサボってんですよ!
しかも高利君はタバコまで・・・。
これは先輩としてしっかり教育しないと駄目ですね。
小川くん、頼むわ!
ビ・・、ビール・・・・・。
小川くんも羽田の時点で早朝から生ビール。。
先輩しっかりしないと。
俺が教育するしかないか。。
まずは小川くんから。
相刺しと書いて愛刺しとも読む
「タカシ駄目じゃないかぁ~」
「八巻さん、すいません☆」
みたいな会話があったとか無かったとか。
次は高利くんの番だな。
ポット苗ナメんなよ!
「さーせん!さーーーーせん!!真面目にやりますぅ・・・」
「次は無いと思いなさいよっ!!」
みたいな会話があったとか無かったとか。
そんな中、ふと背後に殺気を感じ取った訳ですよ。
そぉ~っと振り返って見てみると・・・。
あ・・これヤベえやつだ・・・・・
仏の吉田さんでも、深夜まで大宴会で騒いだり作業中に遊び過ぎるとさすがに黙して語らず。
殺気を感じ取ったのは僕だけでは無かったようで、その後は皆・・・。
黙々と作業を進めるのであった
苗を掘り起こす→苗を割って小分けする→ポットに刺す→田んぼに持って行く
1日の作業のほとんどを{苗割り}と{ポットに刺す}が占める。
実は奥深い作業なのだが、理屈が分かっていないと思考が停止して単純作業のように思えてしまう。
事実、夜21:00を回った頃になると無言で背中が丸まり、作業効率は少しずつ落ち始める。
4年目の僕くらいになると常に考えながら作業をするので大丈夫ですが、新人二人がとても心配。
スパルタ式で教えてきたが、慣れた頃が一番危ない。
怪我が多いのもこういった時間帯である。
ここは一つ息抜きをして、気分を入れ替えた方が良いに決まっていますよね?
往生しなっせぇ~~~!!
良かった、吉田さんも笑ってくれた☆
コレで皆が笑顔になって作業も進むね!
冷たい視線が・・・
「それ、本当に面白いと思ってやってます?」
って言ったとか言ってないとか。
あーーー、やっちまった。。
貴ちゃん全然笑ってないじゃないのぉ~。
イ草農家さんのお手伝いに出来て、返って足を引っ張っただけだったかも・・・。
っと言うのはほとんどウソで、実際には凄く真面目にポット苗の作業をお手伝いさせていただきました。
いやいや、、ほんとにほんとに。
良い芽の見分け方
僕が植えた所
「こーゆーのを選んで刺すんだぞ」
ね?真面目にやってるでしょ??
最後の方で帳尻合わせ用とした感は否めませんが・・・、本当に真面目じゃなかったら4年も受け入れてくれませんよ!うんうん。←自分に言い聞かせている
という訳で今年もたった2泊3日でしたが、少しはお手伝い出来たと思います。
今年の記事はロクでもないので是非、昨年以降の投稿をご参照ください。
吉田家の皆さん、ありがとうございましたー!
また来るからな熊本ぉぉぉぉ~~~!!!
東京都北区で四代110余年
有限会社 八巻畳工業 03-3917-9827