今回のお客様は屋根裏ようになったロフト部分に部屋があり、夏の時期は高温に悩んでいるとのご相談でした。

また、隣家の屋根にアルミ製の板が張ってあるので、太陽光の反射が直接窓に当たるような立地でした。

元々、4つある窓にはブラインドが設置されていましたが、反射光の照り返しによる光は防げても、熱を防ぐことはできませんでした。

そのため反射光が当たる長手側の2つの窓には【ハニカムサーモスクリーン】を新設し、アルミ板の反射光による熱を防ぎ、短手側の2つの窓には古くなって動作の悪いブラインドを新しい物に交換しました。

大きな窓でも施工可能

真夏でも真冬でも【省エネ・節電】ができるハニカム・サーモスクリーンとは?

ハニカム・サーモスクリーンは窓の内側に設置し、二重で空気の層を作ることにより、外の熱や冷気を緩和することができるスクリーンです。

窓を開けたり外観を楽しむ際はスクリーンを上に上げて収納し、外気をシャットダウンしたい時は下げて使用します。

ハニカム(ハチの巣)2重構造

障子も保温断熱性がありますが、紙1枚よりも空気の層が2重になるハニカムサーモスクリーンは、窓枠の縦桟にレールを設けることにより、より遮熱・断熱性能が向上します。

また、生地にポリエステル不織布を採用しているので、和紙のような風合いの、柔らかな採光を実現しています。

※完全に明かりを遮るのであれば、カーテンのような遮光タイプもあります

設置工事時間は1窓1時間弱と短時間で施工でき、お客様の負担は特にありません。

施工の流れとしましては見積もり→発注→採寸→製造→設置→完了までには発注から2週間程度とお考え下さい。

施工例

・節電と省エネ効果

夏場のエアコン熱貫流率は半分以下で節電に繋がり、冬場の熱貫流率も半分以下になるため、灯油など省エネが大幅に期待できます。

※熱貫流率とは、壁や屋根、窓などの建物の部位を介して熱がどれだけ伝わりやすいかを示す数値です。U値とも呼ばれ、単位はW/m²・Kで表されます。

春や秋に風を通したり視線や太陽光を遮るのであればブラインドが最適

今回のお客様宅では向かい合う2つの窓を開放すると、春や秋には風が抜け心地よく過ごせるというお部屋でした。

そのため長細い部屋の短い壁面側の窓にはハニカムサーモスクリーンではなく、ブラインドを設置して近隣の視線を遮りつつ、季節によっては風が部屋を抜けるようにブラインドをご提案しました。

ブラインドはワンタッチで平らな面の角度を変えることにより、太陽光を反射させつつ風を取り込める効果もあります。

近隣の視線を遮る効果もありますので、住宅密集地では採用されることが多くあります。

施工例

今回のブラインドはタチカワブラインドの【シルキーシェイディ】グロスレス遮熱を施工しました。

選ぶのに迷うほどカラーバリエーションも多く用意されています。

タチカワブラインドのデジタルカタログはこちら↓

デジタルカタログ|タチカワブラインド

まとめ

当店は畳屋ですが窓周りの施工を得意としております。

戸建て用の網戸であれば新調から張り替えまで自社施工ですし、マンション用の網戸でも張り替え可能です。

障子は貼り替えの他に鴨居や敷居から新設可能で、紙の種類も豊富に取り揃え、住環境に併せたご提案ができます。

他にも今回のようなハニカムサーモスクリーン、ブラインド、ロールスクリーン、二重窓もお気軽にご相談ください。

家が古いから・建付けが悪いから、と諦めてしまう方も多くいますが、この異常気象で施工費用よりも家族の健康と安全を取るなら、まず窓周りがお勧めです。

節電と省エネで費用は思っているより相殺されますし、何より気掛かりなイライラが解消されて「早く相談していれば良かった」という、お客様の声が多く寄せられています。

気になった方は今すぐご相談ください。

当店は自社施工を基本とし、お客様の住環境に併せたご提案とお見積りを心掛けております。

お見積りはLINE公式が便利です。

お気軽にお問い合わせください。