襖と言えば『いかにも和室』の山水柄や松の木などを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

一昔前ならメーカーから出ている見本帳には和柄がほとんどでしたが、最近では洋間に合う柄が急速に増えてまいりました。

そんな中でも【ルノン】さんから発売されている【凛(RIN)】という襖紙は、洋間や縁無し畳の和室にも良く合うモダンな柄ばかりを集めたカタログとなっております。

今回はそのシリーズの中から【七宝(Shippou)】の施工例を交えて紹介していきたいと思います。

 

 

凛No334 白練色(しろねりいろ)

 

拡大写真

 

角度を替えると違った見え方

 

施工例1

 

施工例2

 

 

凛No335 青墨色(あおすみいろ)

拡大写真

 

 

施工例

 

 

七宝柄は古来より縁起の良い文様で円形は円満を表します。

七宝とは仏教の言葉で、金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・硨磲(しゃこ)の宝物を意味するそうです。

円が四方八方または十字に広がることから仏教の7つの宝を表す{七宝文}と呼ばれるようになったとのことです。

 

昔からある柄なのに洋間に合うって面白いですね。

元々このような文様はあっても、見る角度や光の加減によって映り方が違う工夫、白や黒のモダンな色で統一するなど、メーカー側の『若い層への訴えかけ』が斬新です。

 

凛のシリーズには他にも襖紙とは思えないようなモダンな柄が多数あります。

気になる方はオンラインカタログを参照にしてみてください。

もちろん当店でも取り扱っておりますので、ご注文の際は「凛のカタログ持ってきてー」と一声掛けていただけると幸いに存じます。

 

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