近年人気の縁無し畳ですが、昔は「野郎畳」とか「坊主畳」と呼ばれていたのをご存知でしょうか?
当時は畳の縁と言えば高級で、純綿や麻を素材に使用していました。
そのため賃貸や貸家など低所得の人が畳を安く購入・施工するのに縁無し畳が多く流通したそうです。
近年では化繊の縁が一般的でお求めやすくなり、縁無し畳は逆に手間が掛かるので高級な物になってきました。
その当時はどちらにしても全て手縫いで仕上げていたので、縁をつけて縫おうが畳表を折り曲げて縫おうが大差無かったのでしょう。
大型の畳逢着機が主になって以来、縁無しは一度水に浸けてイ草を柔らかくしてから折るなど量産化に向かなくなった傾向があります。
折り目が割れないように作る
そこで当店でも折り曲げの手間の軽減と、仕上がり寸法の精度向上のために折り曲げ機を導入しました。
もちろん安くはありません。。
小規模事業者持続化補助金という制度を利用して導入致しました。
縁無し畳は誰が作っても同じではありません。
手間が掛かるの上に寸法の精度が大変に難易度が高いのです。
そのため当店では今まで量産化に苦慮しておりましたが、もう大丈夫!
今後はお待たせせずに施工・納品にお伺いできます。
縁無し畳は材料によって様々なカラーや利点がございます。
お気軽にお問い合わせください。
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