今から5年後の2020年に東京でオリンピックが開催されます。
東京に住み東京で商売していますが、ハッキリ言って全くの他人事でした。
強いて言うなら「また更に道路混むのかよ・・・」って言うのが本音。
ところが先日{東京オリンピック畳プロジェクト実行委員}という、選手村や各会場に「畳どうだい?ええ??おい???」みたいな組織ができました。
ある日の事です
とある業界のエライ社長から「太一君、実行委員に推薦しておいたから!」と電話が。
いつもの感じで馬鹿みたいな顔しながら「はいはい!どーも、どーもー☆」なんつってたら・・・数日後。
エライ社長から「正式にメンバーに決まったから!」とまた電話が。
例によって「あいあい~!ありがとうございましたぁ~☆」みたいに軽く返事したんですよ。
そしたらコレが、僕なんかが参加しちゃいけない本気の組織だったんです。。
業界が一丸となって和の文化を世界にアピールですよ!
2月某日
真空管ラジオで有名な秋葉原で初の会合が開かれた。
30数名の委員のほとんどは、畳業界の各団体代表者であったり・商社・メーカー・有名な実力者の方ばかり。
あれ?なんか場違いな所に迷い込んじゃった??
いやいや!そんな事はないんですよ。
多分最年少なんですが、私がそこに呼ばれたのには理由があるはずです。
私でなければならない事。
それはすなわち「東京」の「畳屋」で「何かやりそう」だと、、勝手に解釈してます。
私の仕事はきっと「あいつ呼べば何かやりそうじゃない?」って期待に応える事でしょう。
多分、こういう事では無い・・・
これだけは言っておきます。
東京の畳店ですが利権は全く無いでしょう。
なぜなら選手村に畳が採用されても、個人店の当店が対応できる訳ないから☆
無欲の勝利とは良く言ったものです・・・。
もう一つ付け加えておくならば、選手村に「畳」が採用されるかどうか?なんて狭い範囲の話し合いに来た訳ではございません。
日本の首都である東京都でオリンピック・パラリンピックが開催されるのに、外国のお客様に和の文化の良さを伝えなくてどうするの?って気持ちで始まった実行委員会なんです。
もっと言えばオリンピックを通して世界中に「和の文化」をアピールし、外国人に日本の良さを知ってもらう。
そしてもう一度日本人に和の文化を見つめ直してもらい、その先に畳があれば良い。
私は個人的にそう思っています。
実は会合の後の懇親会が本番だとか違うとか・・・
会合の後は懇親会ですよねぇ~。
エライ大人もそうでない私も、お酒が入れば無礼講じゃないですか?
え?違いましたっけ??まあ良いじゃないですか☆
エライ人の中にもいるんですよ、プロレス好きが!
初対面で普通に「大木金太郎」と言えば「原爆頭突き」とか意気投合☆
もう、プロレスの話ししただけでいつの間にか親密に。
講師やるのにマスク作るほど好きという
グランプリでもマスク被って出場しちゃう
私の格闘技好きもたまには役に立つんですね~。
この日程、普段から真面目に不真面目やってて良かったと思う日は無かったかも。
オリンピックに畳の爪痕残しますよ!
5年間、この委員を首にならなければの話しですけどね☆
東京北区で四代100余年 (有)八巻畳工業
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